それぞれの断崖7話あらすじ･ネタバレ!6話の感想･評価評判や見逃し動画の無料視聴方法をチェック♪

志方の考え方がよくわからないというのが正直な気持ちで、娘の真弓が妻の雪子に謝ってやり直す事をやんわりと提案した事を聞いておきながら、雪子と何の話し合いも無く、一緒にいれば苦しませるだけと思いやりを見せて雪子も許せない気持ちがあるとここまでは納得できましたが、一線を越えたはつみと再会した途端に一緒に暮らす提案をする所に、志方の中には雪子に何の未練も無く逆に邪魔だった印象を受けて、愛しいはつみと暮らせると考えていたように見えたので気持ちが悪く感じました。
一方のはつみも断るような態度を見せておいて、満との面会の日に笑顔が溢れかえっていて、満が出て来る話を聞いた途端に表情が強張るとは、この2人の思惑の身勝手さを感じ取れた気がした時は呆れかえりました。

まさか志方が満の父親になる道を選ぶなんて思いもしなかったのでかなり驚きました。
最初はあれだけ憎しみでいっぱいだったはずなのに、9ヶ月しか経っていないのにもう憎しみが薄れてきてるじゃないかと悲しかったです。
憎しむだけじゃなくて向き合うということも大切だとは思うけど、父親になるというのはどう考えても異常だと思いました。
はつみも、怖いとかなんとか言いながら志方のことを受け入れているところがモヤっとします。
こんな意志の弱い母親の元に育ったから、満はあんなに母親のことをよく思っていなかったんだなというのがよく分かりました。

恭一郎が見つめる中で、雪子に土下座して謝り続けるはつみに、一生世の中の誰よりも苦しんで生きていく様にと返事をした雪子の言葉に、息子を奪われた母親の悲しみや苦しみ、夫まで奪われた憎しみも混ざり、とても印象深いシーンだったなァと感じました。姿を消したはつみが温泉宿で住み込みの仲居をしていたというのも、全てを忘れたかった為の弱さが彼女にあったんだなとも感じられました。そんなはつみと満と三人で暮らそうと考える恭一郎に、正直無理なのでは？とも思ってしまいましたが、憎むだけでなく向き合ってみたいと話す恭一郎の決断した姿を、次回楽しみに見たいなと思いました。

前回、妻雪子に不倫がばれ、はつみにも被害者の父親であることを知られてしまい、恭一郎の日常は崩壊に向かうと予想していた6話だったが、意外とあっけなくそれぞれの関係を清算したように思えた。序盤、志方家に息子の件で謝罪ではつみが訪れるシーン、謝罪を拒否するなら普通自宅には入れない。あの後はつみと連絡が取れなくなるし、その後、恭一郎は雪子と離婚する。今後の二人の関係は不倫ではなくなる訳だけど、あのシーンは不倫に対する禊になってたんじゃないかと思ってる。ただ、殺された息子のことで雪子との関係が断たれることはなく、何よりはつみは息子を殺した加害者の母である。加害者が存在する息子の死を含めた物語の要素全てを、２人の恋を盛り上げる要素に使っていて、なかなか背徳的なドラマだと思った。

恭一郎の頭の中は、もう八巻はつみへの恋愛感情が最優先になってしまっているのかな……と少し残念な気持ちになりますね。そうなってしまったものは仕方ないとは思うのですが、もう少し雪子や娘達の気持ちや努力に報いてあげようと努力してくれてもいいんじゃないかとも思ってしまうのです。「実は全て八巻満に復讐するための行動だった」とでも言ってくれれば納得もできるのですが。満の立場からしたら嫌すぎると思うんですけどね、母がいつの間にか恭介の父親に夢中になっていたという現実は。もう一度グレて警察のお世話になっても何の不思議もない展開です。次週、恭一郎が満にどんな言葉をかけるのか楽しみにしています。

少年が友人の少年を殺害するという事件は注目度が高かったのと、被害者の父親である志方が激しい怒りをぶちまけていた過去もあるので、その被害者の父親である志方が加害者の母親のはつみと男女の仲になっていると知ったマスコミは面白がり徹底的な報道合戦になっていき、四六時中追いかけ回されてしまい、志方の順調だった仕事にも影響が出て来てプロジェクトリーダーを外され、抜擢した専務の戸田から再び罵声を浴びる展開がある気がします。
はつみは息子の満が少年院から出て来て、志方と3人で平穏に暮らせるか心配していた通りに満と志方の間に深い溝とそれぞれの憎悪が溢れてくるのを感じてしまい辛い状況が続いく暗い雰囲気が漂い、人の心はそう簡単には変わらない内容になっている展開だと見応えがあると思います。

はつみと志方が一緒になることを弁護士の人から、満のために辞めるべきだと言われてもなお、一緒に生きる道を選びたいと考えてしまう二人は浅はかだなと感じました。
はつみから好きな人が志方だと聞かされた時に満がどんな表情をするのかがとても気になります。
自分の殺した人物の父親と家族になるなんて、満はこれから更生したいと願っているのにどう考えても逆効果だと思いました。
満が志方の元家族に謝罪に行くそうだけど、どんな言葉を使うのかが気になります。
そこで語られる満の犯行動機には意外なことが隠されていそうなので楽しみです。

満が少年院を出る日が近づき、はつみは弁護士の若菜と共に、恭一郎と一緒に暮らすという話を満にする。満とアパートで顔を合わせた恭一郎は、自分の事を許してくれるんですか？と尋ねられ言葉に詰まる。取り敢えず帰る事にした恭一郎を見送る母親のはつみを見ながら、満は自分よりも恭一郎の方が大事なんだと感じるのだった。という様な予想をしていますが、恭一郎達が家族として新しく暮らしていけるのか？それを知った雪子はどんな反応を示すのか？恭一郎と満がはつみの居ない所でぶつかってしまうのでは？とも予想され、そんな所が見どころだなと思って楽しみにしています。

次回、息子恭介を殺した加害者の満が少年院から退院する。今回第6話は次回以降の序章にあたる回だったと思う。雪子と離婚した恭一郎は帰る場所を失っているので、はつみと共に生きていくしかない訳だけど、満に対して憎悪の念を抱いていた恭一郎が、はつみの息子であり加害者でもある満を受け入れられるのかが次回の見どころだと思う。息子の死以降考え方が変わった恭一郎、恭介の一周忌を迎えた墓前で娘たちに自分の信じた道を行くよう説いた。再出発した恭一郎にとって最大の試練が訪れることが予想される第7話だが、恭一郎は満を受け入れ、はつみと暮らしていけるのか、満もまた恭一郎を受け入れられるのか、恭一郎と満がどういうやり取りをするのかが次回の楽しみなポイントになる

満は出所したら母とまた二人で暮らせると思って頑張ってきたみたいなんですよね。それが恭一郎がいて「3人で暮らしたい」なんて言ってきますし、母・はつみも何だか「満も大事だけど、それ以上に恭一郎さんと一緒に居たい気持ちの方が強い」という感じが出てしまっています。仮に３人暮らしを始めたとしても、はつみが満を邪魔に思い始めるのではないかと心配ですね。恭一郎もはつみは心から愛せても、満にまでそれ同じものを与えられるとは到底思えませんし。この不安だらけの新生活の中で、多感で不安定な満がまたどんな顔を見せていくようになるのか楽しみです。