捨ててよ、安達さん。5話あらすじ･ネタバレ!4話の感想･評価評判や見逃し動画の無料視聴方法をチェック♪

今回はあまりお付き合いのない方から頂いた手作り時計だったのですが、作ってくれた方にそっくりな時計（片桐はいりさん）が登場したというのが、複雑で面白かったです。しかし時計の言葉を光代おばさんの言葉として受け取っていいのかという疑問が、残った展開にはかなり戸惑いました。また謎の少女の謎は深まるばかりで、たまに見せる寂しそうな表情や言動を目にしてしまうと、何があったのかとかなり心配になってしまいました。しかし安達さんと楽しそうに話している姿を見ると、安達さんと同じ年だと言っていましたが、見た目相応の可愛らしさも見れるのでホッとしています。

今回、第4話で捨てるものとして登場するのは、光代おばちゃんが贈ってくれた手作りの大きな時計ですが、それは多くの手間と愛情を込めて製作されたことは非常に良く伝わってくるものの、およそ実用には向かない品であり、それを捨てるという行為を通じて、人は他人からどんなに多くの思いを伝えられても最終的にはその全てを受け止めきれないのだから、どこかでそれを整理し断ち切っていかなければならない、というメッセージを視聴者に伝えようとする制作サイドの意図が映像からはっきり伝わってきて、非常に好感を持ちました。そうした制作・演出側の考えを良く理解したうえで出演者も演技しており、中でも時計に扮した片桐はいりは非常に良かったと思います。

4話は、安達祐実演じる『安達さん』が親戚なのかもよくわからないけど昔からお世話になっている『光代おばさん』から貰った『趣味の悪いハンドメイドの時計』を通じて人や物との関わり方について考える内容でした。
『趣味の悪いハンドメイドの時計』の擬人化を演じるのは、片桐はいり。『光代おばさん』と同じビジュアルとして登場し、『安達さん』を恐縮させます。
川上凛子が演じる、『夢の中の少女』の太々しい態度と恐縮する『安達さん』、おばさん感の凄い『趣味の悪いハンドメイドの時計』とのやり取りが小気味良く、ついつい引き込まれてしまいます。
『安達さん』の振舞いは、昨今の同世代が感情移入しやすい等身大感があり、ドラマを通じて自身の人間関係や物への考え方も振り返るきっかけになる人も多そうです。
また、なによりも自宅という設定であるため、安達祐実さんナチュラルな可愛らしさと美しさが輝き、堪能できるところがこのドラマの魅力だと感じています。
各話のゲスト俳優も個性派・演技派が多く見応えがあります。

見どころは、次回予告で捨てる物が出てきてないことだと思います。そして夢の中に登場する予定なのも、ご本人役で登場する梶原ひかりさんであるのが、最大の謎でもあり楽しみにしているところです。安達さんが梶原ひかりさんと関わるときに、萎縮してしまうようですので、その萎縮してしまう心を捨てるという感じなのかなと思いました。もしかしたら、昔注意されたことがトラウマになっていて、そのトラウマを捨てるのかなとも考えていました。しかし雑誌の企画なので、トラウマを捨てるでは趣旨とずれてしまうのではないかとも感じていました。

次回、第5話で捨てるものとして安達さんの夢の中に現れるのはなんと「現在出演しているドラマで共演している、安達さんに対して居丈高な態度を取る女優」だそうで、その設定のトリッキーさにかなり驚かされますが、それと同時にその若干無理がある設定がドラマとしてどのようなかたちに昇華して表現されるのか、非常に楽しみです。また、梶原ひかりがその「女優」に扮するそうですが、彼女に対する一般的なイメージはドラマ内で披露される居丈高な態度とはかけ離れたものであり、梶原がどのような演技で安達さんと対峙するのか、興味が尽きません。実際に放送を見て確認させて頂きます。

5話は、『安達さん』がドラマ撮影の仕事をかいして共演者との関わりをメインに話が進んでいく様です。
これまで自室での話が多かったので、女優を演じる華やかな『安達さん』が見られそうな点がとても楽しみです。
また、『夢の中の少女』が誰なのかについても、だんだんと言及されていきそうなため、続きが気になります。
5話のゲスト俳優は梶原ひかりさん。
今まであまり知らなかった俳優さんですが、安達祐実と同じく子役出身であり、大人になった彼女の存在感が注目されている女優さんだとか。彼女がどんな演技を見せてくれるのかも注目していきたいと思います。